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「SFA・CRM」使いこなせていますか?

せっかくSalesforceやHubspotなどのSFA・CRMを導入したのに、現場ではスプレッドシートに戻ってしまうそんな状況に心当たりはありませんか?

「Salesforceを入れたけど結局営業がデータを入力してくれない」 「HubSpotのプロパティが多すぎて、どこになんのデータがあるかわからない」 「商談の進捗も、結局みんなスプレッドシートで管理してる…」

そんなSFA・CRM疲れを感じているあなたに、ぜひ知ってほしいのが「Attio」という選択肢です。

この記事では、CRMが既に存在するか誰も満足していない要因、そしてAttioとは何なのか、なぜ今注目されているのか、口コミ分析、そして実際切り替えてみての自身の感想まで解説していきます。

「結局スプシ問題」の根本的な原因

自分自身、営業現場の一員として、また管理者として、これまで複数のCRMの導入・運用に関わってきました。その経験からたどり着いた結論は**、「現場の変化にシステムが耐えられない」**ということです。「システムに業務を合わせるべきだ」というのは確かに正論かもしれません。ただし現場では、日々の業務プロセスを細かく見直し、改善(Kaizen)を繰り返していくことが大切です。そのため、柔軟性のないシステムは、現場の進化についていけず、次第に形骸化してしまうことが少なくありません。

SalesforceのようなCRMは非常に強力です。レポートも精緻で、権限管理も万全。管理者にとっては理想的なツールです。一方で、現場で日々発生する“ちょっとした改善”や“仮説検証”といったボトムアップの試みに対して柔軟に対応できないという致命的な弱点があります。

その結果、フィールド追加や構造変更のたびに管理者や情シスに依頼が必要になり、「だったらスプシでいいや」となってしまう。ではスプレッドシートが理想的かといえば、もちろんそうではありません。複数のテーブルをまたいだ関係性の管理や、履歴の可視化、関数が壊れる、データの書き換えなど限界があります。

**以下の表のように「スプレッドシートは現場に強い、Salesforceは管理に強い」**という構造的な違いが明確にあります。

項目 スプレッドシート Salesforce
柔軟性 ◎ 自由に編集可能 △ 変更には手続きが必要
操作性 ◎ 誰でも直感的に使える △ 専門知識や研修が必要
管理機能 △ 権限・履歴が弱い ◎ 権限管理・ログが強力
構造の拡張性 △ 単純な構造に限られる ◎ 複雑なリレーションも設計可能

そこに現れたのが、スプレッドシートやNotionのように直感的に使え、Salesforce並みにパワフルな管理もできる現場主導型のCRM/リレーショナルデータベース——それがAttioです。

次世代型AI-native CRM「Attio」とは?

Attioとは何か?